ピーチスロートモニター “バタンタアイランド”
せっかく原稿終わったのに…。
もうご存知かと思いますが、Euprepiosaurus亜属の中でもセラム、オリーブと共にこれまでほとんどホビーの世界で流通することがなかったソロモンキールドモニター(スパイニーマングローブモニター:Varanus spinulosus)が遂に入荷しましたね。これまでも入るの入らないのなんて話がありましたけど、まさか本当に実物が入ることになるとは思ってもいませんでした。よくぞ入れられたなってのが率直な感想です。
でまぁ、そんな大物ですから、勿論次号のクローズアップクリーパーでも取り上げる訳なんですが…「あ、やっぱり」ってな感じで参考用の画像がどっさりと送られてきまして…只今鋭意執筆中だったり。分類やデータ的なことは一通り拙著「ビジュアルガイド オオトカゲ・ドクトカゲ」に書いているんで、今回は生体の外見的特徴やボクが感じたコトなんかをメインに書いています。
そんなこんなで、メインの原稿が終わったにも関わらず、新着紹介の続き(っても、“新着”じゃなくなったものもチラホラ…)もままならなかったんですが、大型連休前にあまりブログを放置してもマズいので、今日から溜まった未アップ生体を時間が取れる時を見計らってダラダラと紹介していくことにしました。出来る限り連日アップするつもりではいるんですけど…まぁ、あまり期待せず(あ、紹介する生体には期待して下さいね!)、ノンビリとお付き合いいただければなと(笑)。
今日は冒頭からモニターネタだったし、タイミング良く綺麗な個体を入手できたんで、ウチでは珍しくモニターの新着を紹介します。
Peach Throated Monitor “Batanta Island” W.C.
何気に売り物として扱うのは初めてかもしれません。ピーチスロートモニターのバタンタ島個体群(個人的には別種もしくは別亜種と思えて仕方が無いんですが)。流通当初はシルバーツリーなんていう名前で呼ばれたこともありましたっけ。以前に大きな個体を触る機会があって、その時から「良いモニターだなぁ」って思ってたんですよね~。藍色を基調にした顔回りの色彩、色面こそ狭いものの咽喉元に浮かび上がる桜色、ペールイエローの大柄なスポットなど、派手さでは“本家”ピーチスロートに譲るものの、和的で上品な色彩はこの個体群ならでは!
Peach Throated Monitor “Batanta Island” W.C.
Peach Throated Monitor “Batanta Island” W.C.
しかも、四肢や尻尾のブルーは“本家”以上だと思います。
今回入荷したのは頭胴長で20㎝±の幼体なんで、これくらいからキチンと飼い込めば、成体になる頃にはかなり綺麗になってることでしょう。性格も、まだ幼体なんでパタパタですけど、ペット向きというか、普通にハンドリングもできて、一回落ち着いちゃえば意外にもおっとり系。何気に「手頃な大きさで触れる青いモニター」ってほとんどいないじゃないですか?ブルーテールは容赦なく150㎝いくし(ビジュアルガイドP67右下の個体はボクが飼っていたものですが、コイツは手放した時で既に全長153㎝ありました)、トリカラーは…大きさもさることながら、性格がペットとしては論外。ターコイズは大きさも手頃でハンドリングできる数少ない種類の一つですけど、流通量が…ねぇ。ブルーツリーですか?ボクの中でツリーモニターってグリーンパイソンやエメラルドツリーボアと一緒で、ハンドリングする対象じゃないんですよ(ってか、ボクはそもそもサバンナ以外のモニターにペット的な要素をあまり求めていない人なんですけどね)。
こうして見てみると、綺麗で、大きさも手頃で、ペット的な付き合いも可能っていうバタンタはやっぱり良いモニターなんだなぁと改めて思います。
今回入荷したのは先にも書いた通り幼体で、性別は…たぶん♀です。お問い合わせはメール/TEL(プロフィール内参照 携帯でご覧の方はブログタイトル右下「ブログ紹介」をクリックすると、紹介ページ左下に「プロフィール」が出てきます)にてお気軽にお尋ね下さい。
もうご存知かと思いますが、Euprepiosaurus亜属の中でもセラム、オリーブと共にこれまでほとんどホビーの世界で流通することがなかったソロモンキールドモニター(スパイニーマングローブモニター:Varanus spinulosus)が遂に入荷しましたね。これまでも入るの入らないのなんて話がありましたけど、まさか本当に実物が入ることになるとは思ってもいませんでした。よくぞ入れられたなってのが率直な感想です。
でまぁ、そんな大物ですから、勿論次号のクローズアップクリーパーでも取り上げる訳なんですが…「あ、やっぱり」ってな感じで参考用の画像がどっさりと送られてきまして…只今鋭意執筆中だったり。分類やデータ的なことは一通り拙著「ビジュアルガイド オオトカゲ・ドクトカゲ」に書いているんで、今回は生体の外見的特徴やボクが感じたコトなんかをメインに書いています。
そんなこんなで、メインの原稿が終わったにも関わらず、新着紹介の続き(っても、“新着”じゃなくなったものもチラホラ…)もままならなかったんですが、大型連休前にあまりブログを放置してもマズいので、今日から溜まった未アップ生体を時間が取れる時を見計らってダラダラと紹介していくことにしました。出来る限り連日アップするつもりではいるんですけど…まぁ、あまり期待せず(あ、紹介する生体には期待して下さいね!)、ノンビリとお付き合いいただければなと(笑)。
今日は冒頭からモニターネタだったし、タイミング良く綺麗な個体を入手できたんで、ウチでは珍しくモニターの新着を紹介します。
Peach Throated Monitor “Batanta Island” W.C.
何気に売り物として扱うのは初めてかもしれません。ピーチスロートモニターのバタンタ島個体群(個人的には別種もしくは別亜種と思えて仕方が無いんですが)。流通当初はシルバーツリーなんていう名前で呼ばれたこともありましたっけ。以前に大きな個体を触る機会があって、その時から「良いモニターだなぁ」って思ってたんですよね~。藍色を基調にした顔回りの色彩、色面こそ狭いものの咽喉元に浮かび上がる桜色、ペールイエローの大柄なスポットなど、派手さでは“本家”ピーチスロートに譲るものの、和的で上品な色彩はこの個体群ならでは!
Peach Throated Monitor “Batanta Island” W.C.
Peach Throated Monitor “Batanta Island” W.C.
しかも、四肢や尻尾のブルーは“本家”以上だと思います。
今回入荷したのは頭胴長で20㎝±の幼体なんで、これくらいからキチンと飼い込めば、成体になる頃にはかなり綺麗になってることでしょう。性格も、まだ幼体なんでパタパタですけど、ペット向きというか、普通にハンドリングもできて、一回落ち着いちゃえば意外にもおっとり系。何気に「手頃な大きさで触れる青いモニター」ってほとんどいないじゃないですか?ブルーテールは容赦なく150㎝いくし(ビジュアルガイドP67右下の個体はボクが飼っていたものですが、コイツは手放した時で既に全長153㎝ありました)、トリカラーは…大きさもさることながら、性格がペットとしては論外。ターコイズは大きさも手頃でハンドリングできる数少ない種類の一つですけど、流通量が…ねぇ。ブルーツリーですか?ボクの中でツリーモニターってグリーンパイソンやエメラルドツリーボアと一緒で、ハンドリングする対象じゃないんですよ(ってか、ボクはそもそもサバンナ以外のモニターにペット的な要素をあまり求めていない人なんですけどね)。
こうして見てみると、綺麗で、大きさも手頃で、ペット的な付き合いも可能っていうバタンタはやっぱり良いモニターなんだなぁと改めて思います。
今回入荷したのは先にも書いた通り幼体で、性別は…たぶん♀です。お問い合わせはメール/TEL(プロフィール内参照 携帯でご覧の方はブログタイトル右下「ブログ紹介」をクリックすると、紹介ページ左下に「プロフィール」が出てきます)にてお気軽にお尋ね下さい。
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