Vielen Dank!!!
タイトル合ってるかな?
…なんせ、大学時代は「どうしてこの先生のドイツ語落とすの?」って言われるドイツ語、しかもⅠ(ま、簡単に言うと、最も初歩的なヤツです)の授業で惨敗したした男ですから、わたくし!
ってな、コトは置いといて
実は去年の年末チョイ前くらいに、ドイツでオオトカゲ(Varanus spp.)の研究をされている方から拙著「ビジュアルガイド オオトカゲ&ドクトカゲ」に掲載したオリーブモニター(V. zugorum )の件でメールがありました。内容はその写真を学術目的で使わせてもらえないかとのコト。ドイツと言えば、それこそ本を作る際にBernd Eidenmüller氏に大変お世話になってますし、なんてったってオオトカゲ研究の本場。元々そっちの世界に行きたかったボクとしては、こんなに嬉しい申し出はないので、OKの返事と共に画像データを送らせていただいたのですが、そのやり取りの間に某キ○イラにこの本をオーダーしたら欠品で入手できないということを聞いたんです。
いやいや、そんなねぇ
そんなコトなら、いくらでも喜んで寄贈させていただきますよ!ってコトで、年が明けてからその方が勤める博物館宛てに数冊お送りしました。
いやぁ、ドイツの博物館の蔵書ん中にボクの本が入るなんて、信じられない!!!
勿論、この本は川添氏を始めとする編集の方々のご尽力もあって出来たものですから、こんな一人の手柄みたいに喜ぶのも何ですが、これは素直に嬉しいです。しかも、今回更に嬉しかったのがですね、ボクの本をですよ、あのWolfgang Böhme博士とThomas Ziegler博士に見ていただいたんですよ!!! こんな光栄なコトってそうそうないでしょ!? そりゃ、本文は日本語表記のみなんで、内容に関しての具体的なコメントはいただけませんでしたが、それでもオオトカゲ研究において、その名を知らぬ人間はいない重鎮お二人に、日本の一爬虫類屋の書いた本を読んでもらって、しかもコメントまでいただけるなんて、今後の執筆活動(ってほどのコトもしてないですけど…)へのスゴイ励みになりました。
しかも、御礼にといって、欲しかった論文までドサッと送っていただいちゃいました(画像はごく一部)。
真剣に一生懸命やってるとイイコトってあるんですね。
因みに、寄贈させていただいた博物館はボンにありますZoologisches Forschungsmuseum Alexander Koenigです。最近はハムショーなんかで我々にとって身近になったドイツですが、ボンに足を延ばした際には是非寄ってみて下さい。
http://www.zfmk.de/
最後に、今回の件に関しまして、キッカケを作っていただいたK氏に御礼申し上げます。
この記事へのコメント
と同時に羨ましいなというちょっぴりの嫉妬もあります(笑)
というのも自分もいつかはオオトカゲの本を書きたいという野望が
あるからなのですが、、、
まぁ単なる野望で終わらせないためにももっと日々努力しなければダメですね。
この度は本当におめでとうございました。
ありがとうございます。ただ、限られた人間の文章しか出てこないってのは趣味として深みが出ないので、原田さんも是非書いてみて下さい。いきなり本ってよりはとりあえずクリーパーとかに投稿してみては?
マングローブオオトカゲ亜属はGoさんに任せるとして、
自分はパプアオオトカゲ亜属の特集でも。
まぁ需要は皆無でしょうけど(笑)