ウェスタンホグノーズスネーク “グリーンアナコンダ”

やっぱ「グリーンコンダ」より「グリーンアナコンダ」の方がシックリくるな。
ややこしいけど…(笑)。
ってな訳で、最近はグリーン系のアナコンダもそこそこ見るようになってきましたけど、数が出回れば出回るほど思うのが「ホント、グリーン・イエロー系は難しいなぁ…。」ってコト。
一応、グリーン・イエロー系のカテゴリーで括られるものの中にも一定の遺伝性を伴った品種がいるじゃないですか。でも、そういう品種ですら、肝心なグリーンやイエローの色調はやっぱり選択交配要素が強く、特にコンボモルフとなると、その品種が入ってるからといってイコール全ての個体でパターンが緑色を帯びる、ベースのカラーが黄色くなるとはなかなかならない。こういう言い方は誤解を招くというか、怒られるかもですが、「名ばかりグリーン」や「名ばかりイエロー」も少なくないでしょ!? って感じ。
しかも、作り込まれたグリーン・イエロー系の個体ですら、その辺の特徴が顕著に出てくるのは生後しばらく経ってからじゃないですか…。
ホント、レッドやパープルほどの強烈なインパクトはないものの、手間と時間はソイツらと同じか、それ以上に必要となってくるし、小さいうちは特徴が微細だから見極めが難しいし、グリーン・イエロー系は難しい。
というか、厄介

そんな中で、この個体ですよ!
このチビチビサイズで、この色!!!
コイツのオス親は過去にグリーンアナコンダとしてこのブログにアップした個体で (→コチラ)、元々ボクの知り合いのアメリカ人ブリーダーがコツコツ作り込んでたのを譲って貰ったんですね。それを、こちらも個体のセレクトに妥協してくんない (笑) ウチの常連さんが連れて帰り、吟味に吟味を重ねて選んだメスと掛けた結果 (その♀もウチから連れて帰って貰ったんですが、入荷した時の画像がどっかいっちゃいまして…) 、こんなバケモノが出てきたと。
どうすか?
頭部のマスクも含め、背面のパターンに現れた青みすら感じるこのグレイッシュなグリーン、体側に発色するレディッシュブラウン、そしてファンデーションを塗ったかのようなピンク色を帯びた明るく透明感に満ちたベースカラー!!!!!
アナコとしては模様が少々ビジーですが、かえってそれによってグリーンの発色する色面が増えて、模様自体も均整が取れてるから、これはこれでかえってコイツの魅力となってますしね。
これはヤバ過ぎです…。
ただ、コイツもファーストシェッドが終わった段階では、「背中の模様にもう薄っすら緑色が出てんじゃん!」とは感じたものの、数回の脱皮でここまで化けるとはボクもブリーダー氏も思ってなかった。
ホント、グリーン・イエロー系は難しい…。
さてさて、こっから更にどうなっていくのか、こういうレベルの個体は育て上げるだけでもホントわくわくしますわ。
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