ミスジドロガメ “ゴースト”

※当記事末尾に【ご来店に関する諸注意】を記載しておりますので、そちらもお読み下さい。

ThreeStripedMudGhostFemale01-06.JPGThree Striped Mud Turtle “Ghost” W.C. ♀

すいません、昨日はチョッとバタバタしちゃってアップが遅れちゃいました。

ってなコトで、スッケスケなミスジドロガメ (Kinosternon bauri ) の詳細なんですが……ミスジは好きなドロガメなんで、これまでアルビノなんかの色彩変異を含め、様々なタイプを見てきましたし、いくつかはこのブログでも紹介してきましたけど、コイツはこれまで見てきた中でもトップクラスに “変わってる”。

しかも、綺麗!

とは言え、よく言及される背甲の色だけを見ると、所々に元からの色がステインのように残ってシャキッと黄色く抜けてる訳じゃないんですけどね。それこそ、前にもっと白くて綺麗に抜けたアイボリーを紹介してますから (→コチラ とか コチラ とか)。

でも、コイツの凄さはそんなレベルじゃないでしょ!!!

ThreeStripedMudGhostFemale01-02.JPGThree Striped Mud Turtle “Ghost” W.C. ♀

なんなんすかね、この皮膚の透明感。

単に黒い色素が少ないとかそんなんじゃなく、“透けてる”。

惜しむらくは画像だと実物の “透け感” が上手く表現しきれてないトコなんですが、それでも紫色がかった明るいグレーとなった頭部や四肢の色から、全体的な淡さみたいなのは十分お分かりいただけると思います。この個体に付けられたゴーストという名前も、ヘビ類のようなハイポメラニスティック+アザン/アネリスリスティックのコンボという訳ではなく、ニシアフリカトカゲモドキ (Hemitheconyx caudicinctus ) と同様にこの体色に由来してるんでしょうね。

ThreeStripedMudGhostFemale01-04.JPGThree Striped Mud Turtle “Ghost” W.C. ♀

そして、この爪

単に芯の色が抜けたクリアネイルってよりも、まるでポリプロピレンで作ってくっ付けたかのような白さ。これは後肢も同じ感じで。こういうタイプの爪の色は初めて見ました。

ThreeStripedMudGhostFemale01-05.JPGThree Striped Mud Turtle “Ghost” W.C. ♀

更に、腹甲も

黒い色素が全く無いんですよねぇ。縁甲板やブリッジも含め、全体がソリッドにオレンジ色になってる。シーム (甲板と甲板の継ぎ目) んトコは元々色素が濃くなるんで黒っぽく見えるかもですが、通常の個体の腹甲と較べれば…っていうか、極まったアイボリーと較べても、その異質さは一目でお分かりいただけると思います。

アイボリーなんかの形質は次世代からスグに影響出ますからね、コイツも綺麗めのオスと掛けて、オスの温度で孵せばいきなり明るくて綺麗なオスが出てくるでしょうし、そのオスをコイツと戻せば……夢が広がりません?

2世代目でどんな個体が出てくるんだろ。


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