ｲﾝﾄﾞﾈｼｱ産 ｱｵｼﾞﾀﾄｶｹﾞ

※当記事末尾に【営業時間・ご来店に関する諸注意】を記載しておりますので、そちらもお読み下さい。

Indonesian Blue Tongue Skik “Halmahera”　F.H. Baby

んじゃ、今お店にいるアオジタ (Tiliqua spp.) 連中をバーッと紹介していきます。

まずはアンボンアオジタ (T. gigas gigas ) のハルマヘラ

その特徴的な見てくれから、「ハルマヘラアオジタ」って名前の方が馴染みがあるでしょうか。ハルマヘラというとアザンティック (Axanthic：黄色素欠乏) の美しさがパッと思い浮かぶかもしれませんが、ノーマルも相当にカッコイイんですよ。今はチビチビなんで他の地域のアンボンと大して変わりないですけど、成長するに従い背中を中心にブリックレッドが発色して、非常に特徴的な姿になります。そう言われて見ると、背中がピンクっぽくて、将来赤くなりそうでしょ(笑)!?

Merauke Blue Tongue Skink “Caramel Colored”　W.C. Young

続いて、メラウケ (T. g. evanescens ) のキャラメルカラー

evanescens (evanescence：消失、はかなさ) の名前の通り、メラウケには元々体色のコントラストが弱く、全体的にパステル調の個体が多いんですけど、コイツは明色バンドが綺麗なキャラメル色、暗色バンドがブリックレッドになり、凄くファンシーな感じがします。実物はもっと透明感があってキャラメルの名に相応しい色なんですよ。今は人工飼料もバクバク食べて、キッチリ仕上がってます。

Merauke Blue Tongue Skink “Reduced Pattern”　W.C. Young

同じくメラウケ

コイツはリデュースド (reduced：減った、減少した) パターンの名前が示すように、明色バンドの色面が広がり、暗色バンドが虎柄のように細く退縮した模様変異個体です。お腹の模様もストライプ調になってて、体色も緑がかったパステルブラウンで面白い。

South Papuan Blue Tongue Skink　W.C. ♂


South Papuan Blue Tongue Skink　W.C. ♀

最後はサウスパプア (Tiliqua sp. cf. scincoides )

オスは“いわゆるヒガシ”っぽい細バンドにアイライン、メスは特徴的な幅広バンドで、これもヒガシのグレートディバイディング山脈西部内陸に見られる個体群に似てますよね。コイツラはデカさも相まって、非常にカッコイイ。あとは脱皮したらどうなるか、これが楽しみで仕方ありません。

あ、サウスパプアの詳細についてはお店に遊びに来た時にでも聞いて下さい。今ならちょうどメラウケもいるから、両者の実物を見ながら比べてもらえますし。

というコトで、アオジタ好きの方々は是非ご来店を！


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